これまで散々暗号通貨について書いてきましたが、FXも取り組んでいるので、記事にしていければと思っています。
FXを始める際などは、特に目に付いて、こんなおいしいことがあるのか、と思ってしまうスワップポイント。
よく挙げられる高金利通貨はオーストラリアドル円、南アランド円、トルコリラ円、あたりではないでしょうか。
適正なリスク管理ができれば(これが難しいですが)、ある程度ほったらかしでも日々のリターンを得ることができます。
※写真は不労所得でハワイに別荘を持てた時のイメージ図・・笑
スワップポイントとは
2国間の政策金利の差分だけ得られる利益(または損失)のことです。
したがって、政策金利の低い通貨を売って、高い通貨を買えば、その分大きな利益を得ることができます。
現状、日本の政策金利は非常に低く抑えられているため、日本円を売って高金利通貨(上記オーストラリアドルなど)を買えばよい、という状況なのです。
たとえば、私が愛用しているSAXOBANKのスワップポイントは、7/19日現在、 1日あたり1万通貨あたり
- オーストラリアドル円:31円
- 南アランド円:15円
- トルコリラ円:93円
※すべてロングポジションの場合
これを1年間持ち続けると
- オーストラリアドル円:11,315円
- 南アランド円:5,475円
- トルコリラ円:33,945円
となります。 それぞれの調達コストは、
- オーストラリアドル円:35,600円(89円換算)
- 南アランド円:6,880円(8.6円換算)
- トルコリラ円:25,200円(31.5円換算)
※SAXOBANKで提示されている最低証拠金を元に算出
ですので、年利換算では
- オーストラリアドル円:31.8%
- 南アランド円:79.6%
- トルコリラ円:134.7%
高金利通貨の威力は凄まじいですね。基本的にはほったらかしでよいので、機動的なトレードが苦手であればかなりおいしいです。
※上記は最低証拠金ギリギリで運用する想定で、リスクが高いです。
※スワップポイントは取引業者によって異なるためご注意ください。
スワップ狙いのトレードのリスク
なにもしないで儲かるなんて最高!不労所得万歳!といいたいところですが、相応にリスクがあります。 下手すれば元金がなくなる可能性もありますので要注意です。
- 政策金利の変動リスク
- 通貨の暴騰暴落リスク
- 流動性リスク
これらのリスクを踏まえて通貨ペアを選び、エントリータイミングを見極めないと、スワップポイント以上の損失を被ることになります。
例
オーストラリアドル円を10万通貨、1年間保有。スワップポイントは1万通貨当り1日当り31円とすると、スワップポイントは
31円×10万通貨×365日=11万3,150円
一方、この時に85円→80円になってしまうと
-5円(500pips)×10万=-50万円
と圧倒的に赤字・・・
1年間で見ると15円の動きがあるので、上記の仮定は十分に起こりえます。
最後に
リスクを詳細に書くとかなりのボリュームになりそうなので、一旦ここで切ります。
引き続きよろしくお願いいたします。。