先日からDentaCoinにうつつを抜かしている間にビットコインが大幅に下落しています。
中国の大手仮想通貨取引所、BTCC(ビットコインチャイナ)が9/30まで取引を停止すると発表したことによるようです。
個人的には悲観的になりすぎることはない、と思いつつ、やはりビットコインが過大評価されていた面もあるのでは、という思いもあり複雑な心境です。
※写真はカナダのロッキー山脈。まだまだ仮想通貨の前途は険しいです
中国の取引所停止の実態
Bloombergが記事を出しています。
が、最近大手のニュースサイトでも記事によっては玉石混交な気がするので、BTCCのサイトに行ってみます。
あれ、ぜんぜん問題なさそう・・・
と思ったのですが、よく見るとこちらは外国人用のサイトで、中国人(市場)用は赤枠のリンク先のようです。
リンク先をみると、確かに9月30日まで取引停止と書いてあります。
赤枠をクリックすると詳細が記載されています。
ざっくりと記載すると(中国語をGoogle翻訳で英語化したものを読んでます)
9/4に中国当局(中国人民銀行等)が、”新規通貨発行(ICO)のリスクを防ぐ”との発表を受け、慎重な協議の結果、顧客を守るために下記を決定しました。
その他の事業については通常通り行う
- BTCCでの新規登録を停止する
- 9/30までBTCCにおけるすべての取引を停止する
ということで、1の記載がBloombergにはなかったものの、おおむね合ってました。やるなBloomberg(あたりまえ?)
中国の資金流出対応
中国が資金流出を嫌って規制を敷くことは過去から散見されていました。
個人の海外での買い物にも規制をしてしまう徹底振り。
日本での爆買いに冷や水を浴びせた関税引き上げもありました。
どんな形であれ資金流出を抑えようと躍起だった中国なので、仮想通貨・暗号通貨のような”瞬時で送金”できてしまうものは脅威だったのかもしれません。
今後も中国が規制に動く可能性はあります。
とはいえ、規制しようとすればするだけ抜け道を見つけて国の意図と反対に動くのも相場だったりします。
私が大好きなジムロジャーズも世界を旅しながら言っていたので間違いないです笑
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関係ないですが、私が買ったときはもっと高かったのに、いまはお手ごろですね・・・
どうなるビットコイン
荒い値動きが続いています。
暗号通貨・仮想通貨の値動きはニュース一つ一つに右往左往することが多いので、今後も規制に関する報道で乱高下するのではないかと思います。
もともと私はビットコインが金に代わる逃避資産と思っていたので、それを思うとまだ下げる余地がある気がしますが、
一方で、暗号通貨・仮想通貨の裾野はまだこれから広がっていくことを思うと、いったん下押ししたのち、また反転上昇していくのでは、、、と期待しています。
また、今回はあくまで取引所がストップしただけで、ビットコインそのものに何かが起こったわけではありません。
近所のセブンに改装工事が入ったようなものです。
我慢の時間かもしれませんが、一方で、買いそびれていた人からすると押し目買いのチャンスかもしれません。
最後に
個人的にはビットコインとつれて下げたリップルを買い増せるチャンスなのでうれしいです。
話が変わりまして北朝鮮のミサイルで一瞬市場に混乱がありましたが、すぐに相場は持ち直してしまいました。慣れって怖い・・・
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