前回のICO案件探しで見つけたCarTaxiですが、やはりちょっと投資しようかという気になってきました。
調べながらまとめていこうと思います。
ICOは明日9/29の16:00からのようですので、まだ検討の時間があります。
目次
CarTaxi(カータクシー)とは
前回も見ましたが、下記が参考ページです。
ウェブサイト:https://cartaxi.io/
ホワイトペーパー:https://cartaxi.io/WP/CARTAXI_WP_EN.pdf
フォーラム:https://bitcointalk.org/index.php?topic=2100130.0
※前回から中1日しか経っていないのですが、日本語ページができています!しかもホワイトペーパーも日本語があります。
ただ、訳はいまいち(Google翻訳の方が精度いいのでは?)なので、英語の原文にあたるのが吉かと思います・・・
プロジェクトの概要
いわゆるロードサービスにおける自動車牽引サービスをもっと便利にしよう、という趣旨のプロジェクトです。
私はいままで(幸いなことに)ロードサービスのお世話になったことはないのですが、このプロジェクトではアプリを持っておけばかなり楽に自動車牽引車を呼び出せるようです。
【手順】
- アプリを起動して自分の自動車情報を入力する
- 支払い方法を選択する(カードか現金)
- 自動車情報に応じて適切な牽引車が自動で選ばれる
- 画面をスワイプしてオーダーボタンを押す
(ホームページより)
簡単ですが、せっかくコインを発行しているのに使うのはカードか現金なのか・・・
と思ったら、支払いはブロックチェーンらしい
(ホワイトペーパーより)
イーサリアムのスマートコントラクトを実装し、サービスを受けた段階で支払いが完了するようにしているらしいです。
なので、アプリで牽引車を呼んで、万が一こなかった、ということがあれば支払いは行われない、ということです。
でもまぁ牽引車呼んでこなかった、ってこのプロジェクトの根本的な信頼が揺らぐ気がして、スマートコントラクトにする必要があるのか?というツッコミは依然としてできる気がします。
プロジェクトロードマップ
今年の第2四半期にロシアでサービスを開始したそうです。
やるんだかやらないんだかわからない怪しいICO案件も多い中、すでに稼働している、というのは好材料です。
現在は中国とアメリカでのサービス開始を目指しているそうで、これが本プロジェクトの成否を握っていると言えそうです。
また、保険会社との提携も模索しているようです。
なかなか筋が良いような気がする・・・
自動車牽引業界の動向
ぴったり自動車牽引系の情報はぱっとでてこなかったのですが、ざっと要点を書くと
- 自動車牽引・ロードサービスと密接に関係している損害保険業界は伸びている(ただし災害事情にもよります)
- 自動車牽引車両の需要は、自動車数の増加に合わせて伸びている
- 特に中国では交通事故が増えている(そのため自動車牽引の需要も高まっていると思われます)
ちなみに自動車数ですが、ロシアはマクロ経済が落ち込んでいる影響で販売台数は落ち込んでいるようです・・・
参考:https://www.pwc.com/jp/ja/japan-desk/news/assets/russia-auto-report-apr2016-jp.pdf
やはり伸びている中国、車社会のアメリカへの進出が望まれます。
懸念点はすでにプレセールを消化している点
プレセールでは1ETH = 4,101 CTX(CarTaxiのトークン)で販売されましたが、
ICOでは1ETH = 2,255 CTXと、概ね2倍近い高値での販売となります。
ただ、発行枚数は全体の2.5%ですので、そこまで大きな影響はないかもしれません。
その他に気になる点
”ファウンダー”の持ち分
CTX tokens of Founders are non-transferable upon ICO completion – locked for 5 month through a smart-contract function
ファウンダーのトークンは5ヶ月動かせない、とあるのですが、これはICO参加者ではなく、開発側の方だと思うのですが、持ち分がいくらかよくわからない・・・
この図で言う"Owner"のことでしょうか。
であれば30%程度ということですね。
”配当”
会社がサービス提供で得た利益を、CTXホルダーに配布するようです。
配当系は流行りますよね・・・
最後に(私の投資判断)
意外とよさそうなので若干投資しようかなと思い、とりあえず登録しておきました(実際に投資するかはまだ悩み中。。ブロックチェーンを使う意味がまだ腹落ちしていない・・・)。
また、もし記事におかしな点があればご指摘いただければ助かります。