株価は未だ堅調に推移しており、アメリカの税制改革に対する楽観論、Brexitの進展により、またしても円安が進んできました。
私はというと売りポジションを一旦撤退させるなど慌ただしくなってしまいました。
が、スワップ・裁定取引ともに黒字転換しました。
EURTRY(ユーロトルコ)は前回指摘していた高値から反落してきました。
ここから揺り戻してくるかどうか、注目です。
※写真は金沢城。雪がかかると綺麗です。
目次
ポジション状況
GBPJPY(ポンド円)を売り上げてきましたが、さすがに上げすぎると怖いので、ポジションを落としました(先週から-1万通貨)
- EURTRY(ユーロトルコリラ):10.5万通貨(売り)
- TRYJPY(トルコリラ円):3万通貨(買い)
- GBPJPY(ポンド円):2万通貨(売り)
- USDJPY(ドル円):-
(青字がスワップポイントで儲かるという意味で、赤字がスワップポイントで損するという意味です)
上記は全てSaxobankでの保有分です。
11/27〜12/2に獲得したスワップポイントと取引結果
EURTRYが1日あたり1万通貨あたり391.38円(11/29時点)(先週比-0.41円)の稼ぎになりました。
そして肝心の先週の獲得スワップポイントは
+15,925円
今週の実績 | 9/4以降の累計 | |
---|---|---|
スワップポイント | +15,925円 | +149,071円 |
裁定取引 | +5,590円 | +127円 |
合計 | +21,515円 | +149,198円 |
今回はGBPJPYが反騰したので、慌てて損切りし、151円代でいくつか売りポジションを小口で立てました。
ちなみに1通貨から購入可能なOANDAでは1万通貨あたり303.59円(週末時点)の稼ぎになったようです。
Saxobankほどではないですが、少額で取引できるのは魅力的です。
スワップ派としてはロスカットのないような安全な運用(レバレッジを抑えること)が求められると思いますので、
少しずつ買い増せるというのは初めてチャレンジする方にはぴったりではないでしょうか。
EURTRY(ユーロトルコリラ)のチャート状況
先週は史上最高値を目指したものの、上抜けることができませんでした。
青の網掛けはボリンジャーバンド(狭い方が±1σ、広い方が±2σ)です。
反落してから+1σを下回ってきました。
依然移動平均線は
となっており、上昇トレンドは維持されています。
が、先週の記事にて「もしかしたら天井かも」と書きましたが、本当に天井だったのかもしれません。
MACDはついにデッドクロスしました。
過去にも何度となくダマシがあったので、ここは要注意です。
GBPJPY(ポンド円)のチャート状況
先々週から戻り売りがワークする相場環境でしたので、ひたすら指値を置いていたのですが、
それがついにワークしなくなりました・・・
考えてみればボリンジャーバンドが収束しており、相場がパワーをためていたのかもしれません。一気に上に吹き上げました。
さらに上げていく可能性も秘めています。
- ボリンジャーバンドが広がり始めている。また、現在+2σあたりを推移
- MACDがゴールデンクロス
一方で、9/21の高値(152.87円)が上値になる可能性も残っていると思いますので、ここを抜けると159円付近までいく可能性が出てきます・・・
というような話があります。
今回は、
- 上方向に抜けた
- 9/21以降で約6円のレンジ幅と見なせる
- レンジ高値は152.87円だった
ことから、次の高値メドは159円と思われます。
テクニカル的にはいよいよショーターをやめる時が近づいているかもしれません・・・
PickUpファンダメンタルズ〜イギリスのBrexitの進捗状況
株価がまた息を吹き返しているのに加え、Brexitが穏便に進みつつあることへの期待感があるようです。
Bloombergの記事でも指摘されていますが、「Brexitの大筋合意」を背景に上げ続けていくのは難しいように思います。
Brexitの英経済動向について悲観的な話が出て来れば、また下方向に動くのではないかと思います。
やはり153円が上限ではないか・・・と思いつつ12/4週に臨みたいと思います。
最後に
EURTRY、GBPJPYともに天井(バイイング・クライマックス)を迎えている可能性について、引き続き注視していきたいと思います。
EURTRYの取り扱いのある取引所
EURTRYの取り扱いのある取引所はそう多くはありませんので、すでに口座をもっているところや、キャンペーンのあるところで口座を開いてしまうのが良いかと思います。
→ 過去の相場変動時も良い対応していただきました(過去記事)