トルコリラが上昇のきざしを見せ、一方で利下げは相当期間行わない(前回記事)、という話もあるので、スワップ派にとって仕込みの絶好の時期になってきた気配があります。
この状況であれば、含み益を持ちながらスワップポイントを得られるという夢のような展開も・・・!
チャートは引き続き重要なラインでの攻防が続いているようなので、こまめに確認していきたいと思います。
トルコリラの各社スワップポイント
ポジションを保有しているだけで毎日もらえるスワップポイント。トルコリラは空前の政策金利高のため、高額のスワップポイントが得られます。
トルコリラを持っていることが条件なので
- ユーロトルコリラであれば・・・売りポジション
- ドルトルコリラであれば・・・売りポジション
- トルコリラ円であれば・・・買いポジション
を取ればスワップポイントがもらえます。
FX業者 |
通貨ペア |
スワップポイント |
EURTRY |
767.59円(11/6時点) |
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USDTRY |
586.95円(11/6時点) |
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TRYJPY |
124.0円(11/6時点) |
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EURTRY |
678.84円(直近値) |
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USDTRY |
525.73円(直近値) |
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TRYJPY |
110.9円(直近値) |
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EURTRY |
72.8円 |
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USDTRY |
72.8円 |
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EURTRY |
31.94円(11/6時点) |
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USDTRY |
14.9円(11/6時点) |
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TRYJPY |
11.6円(11/6時点) |
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TRYJPY |
115円(11/6時点) |
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TRYJPY |
107円(11/7時点) |
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TRYJPY |
94円(11/6時点) |
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TRYJPY |
115円(11/8時点) |
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TRYJPY |
83円(11/8時点) |
EURTRY、USDTRYであればSaxobank、OANDAの順に高い水準です。
EURTRYの売りポジションを1万通貨(日本円で130万円相当)を持つと、
ざっと毎日770円くらいもらえます。
金利が一定であれば、一年間で28万円もらえることになります。
年利約22%とはかなりの高金利・・・
レバレッジ2倍でも年利44%です。すさまじい。
ただしEURTRY、USDTRYはボラティリティが高い(値動きが激しい)点、スプレッドが広がりすぎることがあるため、レバレッジのかけすぎに注意です。
TRYJPYであれば Saxobank、みんなのFX、アイネット証券の順に高い水準です。
外資に抵抗があればみんなのFXがよいかもしれません。
信託保全をUFJが受けているので安心感がありそうです。
チャートの状況
TRYJPY(トルコリラ円)のチャート
(チャートはSaxobank)
前回同様、黄色い線(トルコショック以前の下落トレンド)を見ると、2本目の線で頭を抑えられている状況です。
一方、実態線が120日線を有意に超えてきており、引き続き上昇トレンドを疑うべき状況であると思います。
EURTRY(ユーロトルコリラ)のチャート
こちらは景色が反対になっていますが、黄色い線はトルコショック以前の上昇トレンドを表しています。
こちらも2本目の黄色い線に頭を抑えられており(トルコリラ安を抑えている)、トルコリラ円よりも有望です。
実態線も120日移動平均線を有意に下回っており、90日移動平均線・120日移動平均線がフラット化してきており、いよいよ下落トレンドが見えてきそうです。
2008年以来の下落トレンドなので、このビッグウェーブにいつ乘るのか!?がポイントになってきそうです(私は少しずつ積み増しています)。
最後に
まだまだファンダメンタルズに不安はありつつも、最安値を更新してきた時期に比べるとはるかによくなっているので、
いよいよスワップ派が恩恵を得る時期なのでは、、と期待しています。
EURTRYの取り扱いのある取引所
EURTRYの取り扱いのある取引所はそう多くはありませんので、すでに口座をもっているところや、キャンペーンのあるところで口座を開いてしまうのが良いかと思います。
→ 過去の相場変動時も良い対応していただきました(過去記事)
→ アブレッシブ指値にはまりました(過去記事)